2023年3月5日(日)9:30~15:35
早稲田大学63号館03,04,05会議室 Zoomによる同時配信も行います
QMS-H研究会は,大学の工学系研究者と病院との共同研究により,「QMSアプローチ」による医療の質・安全の向上をめざしてきました.QMSは,代表的なマネジメント技術であり,質のよい製品・サービスを組織的に提供し,さらに改善を行うための仕組み,仕事のやり方です.
QMS-H研究会では,医療にふさわしいQMSの形態はどのようなものであるのか,それを病院に導入・推進するにはどのようなやり方をすればいいのか,先駆的な研究を継続してきました.
本年度は,本研究会で長年活動されている株式会社麻生 飯塚病院が,デミング賞を受賞されました.これは,優れたTQMを実施されている組織に贈られる賞です.このことを記念いたしまして,本年度シンポジウムでは特別企画として,
飯塚病院の福村文雄特任副院長に「飯塚病院におけるTQMの推進 ~デミング賞挑戦を通して得たものは?~」というタイトルで,ご講演いただきます.
また,昨年度に引き続き,各参加病院のQMS活動における重点課題や共同研究テーマを推進してきました.それらの成果をご報告いたします.みなさまのご参加をお待ちしております.
プログラム(予定)
Ⅰ はじめに (棟近 雅彦 早稲田大学教授)
Ⅱ 共同研究グループの成果発表 - 文書管理,QMS維持・継承-
(ベルランド総合病院 田中 宏明 氏, 古賀総合病院 / 日本科学技術連盟 ISO審査登録センター 小山 徳子 氏)
Ⅲ 特別企画 「飯塚病院におけるTQMの推進 ~デミング賞挑戦を通して得たものは?~」
(デミング賞受賞記念講演 : 株式会社麻生 飯塚病院 特任副院長 福村 文雄 氏)
Ⅳ 参加病院からの重点課題テーマの成果報告
ルームA: 前橋赤十字病院,明石市立市民病院,心臓血管センター 金沢循環器病院,
川口市立医療センター,藤田医科大学病院
ルームB: 大久野病院,埼玉病院,古賀総合病院,仙台医療センター
Ⅴ 学生による病院との共同研究テーマの発表 (静岡大学,東海大学,早稲田大学 学生)
Ⅵ 企画運営委員会の報告 -QMS-H研究会の将来ビジョン-
(金子 雅明 東海大学准教授,ベルランド総合病院 田中 宏明 氏)
Ⅶ 今年度のまとめと来年度の計画 (棟近 雅彦 早稲田大学教授)
Ⅷ おわりに (飯塚 悦功 東京大学名誉教授)
申込み方法
参加費は無料です.
①ご氏名,②ご所属,③職種,④E-mailアドレス,⑤参加方法(対面 or オンライン) の5点を記入の上,
2月28日(火)までに,シンポジウム事務局まで, E-mailでお申し込みください.