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医療安全での苦労話

2026.04.24QMS-H 研究会 - リレーブログ

 医療の質安全管理センターなどという大仰な名前の部署に関わり、かれこれ10年以上が過ぎました。医療安全から入ったQMSですが、気づくとQMSそのものが主体の仕事に変わってきています。

 この10数年の間に、医療安全の世界もどんどん変化してきています。しかしながら、かなりの力を持って様々な取り組みを行わったとしても、現場がそれについていくのはなかなか難しいものです。

 私が医療安全に関わりはじめて、まずやったことは不具合不都合報告をどんどんあげてもらうことからでした。なんでも良いから不具合なことや不都合なことがあったら教えてね,と言うスタンスです。これは元々飯塚病院さんがやられていたことです。インシデント,アクシデントという言葉への抵抗もあるだろうと思っていたので,この表現を使わせてもらいました。そのおかげかどうか不明ですが,徐々に報告が増えてきたのは事実です。しかし,増えてきたことに安心し、立ち止まった状態になっていたのです(振り返ってみればですが)。 なにが不足していたのかというと、やるべきはずの「是正対応」ができていなかったのです。「現場に負担とかけたくない、まずは報告してもらえれば」という歴代の医療安全管理者の思いが大きかったのです。一方で,ヒヤリハットレベルの報告は5%あるかなしかです。医療安全担当としては、ヒヤリハットを分析して改善しようにも少な過ぎて分析できない状態です。その結果、やっと、3年ほど前から是正の教育が始まったのです。

 みなさんの病院では適切な是正ができていますか?

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